難関校に行くことが良いことなのか。そもそも、難関校って何なのか?
中高大どの受験においても、
学校選びで一番活躍するのは模試の「偏差値表」です。
そもそも偏差値とは、模試を受けた人に置ける、受験合格の目安です。
模試を受けた受験生や、模試の内容で偏差値は大きく異なります。
入試問題と模試は別物ですし、偏差値が学校の性質を決める全てではありません。
それでも偏差値表とにらめっこして、上位に位置する難関校や有名校に行くことが全てだと、
勘違いしている受験生や保護者は本当に多いと思います。
そもそも難関校や有名校は、みんな同じ顔をして、同じ教育の中身なのでしょうか。
もちろん応えはノーです。
大学であれば教授や学生、中高であれば先生や生徒、
難易度の同じ学校でも、そこにいる「人」」で学校の雰囲気は大きく異なります。
中学受験での話。たまに、親御さんと受験相談をさせて頂くことがあるのですが、
偏差値表の偏差値60より上の学校をぐるっと指さして、
ここに行きたいと言う方がいます。
こんな、学校選びで本当にいいのでしょうか。
偏差値60未満でも、良い学校は沢山あります。
学校選びで大切なのは、偏差値以外の尺度をいかに持つかです。
むしろ、初めは偏差値を気にせず学校を選んで。
その後に、偏差値を利用する。
この順番だと思います。