中学受験の学校案内は2冊買おう。 | 受験について考える

中学受験の学校案内は2冊買おう。

情報公開が少ない私立中学校において、

 

学校案内は貴重な情報源です。

 

そこで私がおススメするのは、

 

学校案内を2冊購入することです。

 

2冊と言っても同じ年度のものではなく、2年分です。

 

 

 

 

例えば、この2冊を購入します。

(金銭的に余裕があれば3年分買ってもよいでしょう)

 

この中で私が重要なデータだと思うものの一つが、

 

中1、中2、中3の生徒数です。

 

そして、2017版の中1と、2018版の中2を比較するのです。

 

すると、同じ期生にも関わらず、数が減っている場合があることが分かります。

 

確かに、転校がありますから、少しの数であれば問題ないと思います。

 

しかし、この数があまりにも多い場合は要注意です。

 

もちろん、この学校が全て悪いわけではありません。

 

ただ、もしかすると、教育理念がしっかりしてるゆえに、ミスマッチが起きやすい可能性があります。

 

これが、偏差値だけで学校を選んではいけないことのひとつの理由です。

 

元々私立は建学の精神(会社のミッションのようなもの)に基づき、個性的な教育を行っています。

 

学校の方針にわが子が合うかを考えることは、公立以上に重要だと思います。

(もちろん公立でも重要ですが)

 

最悪の場合、ミスマッチによる転校の可能性があるということです。

 

もう一つ。物事は比較することであらわになることがあります。

 

それは、学校と学校もそうですし、ある学校の2年間でもそうです。

 

良く見極めることを肝に銘じて頂きたいと思います。