大学実績より100万倍大切な建学の精神 | 受験について考える

大学実績より100万倍大切な建学の精神

私立中学や高校を選ぶ際、大学実績よりも大切だと思うのが、その学校の建学の精神です。

創立者が何のために学校を建てたのか、
学校の存在意義のようなものです。

さらに建学の精神の実践目標として、校訓や校是、3大目標が掲げられている学校もあります。

ただ、いい学校と言うのは、やはり建学の精神を非常に大切にしています。

建学の精神を現代に置き換え、何か問題があれば、建学の精神に立ち返ります。

大学合格実績と言うのはあくまで目標です。
これに対し、建学の精神はその学校の目的なのです。

ですから、本来受験生や保護者は学校の建学の精神に共感して、志望すべきです。

 さらに、建学の精神が先生生徒に浸透している学校はいい学校だと思います。

逆に、大学合格実績だけを掲げている学校は、何となく強くたくましく見えますが、私としては何か危うい感じがします。

予備校であればそれでいいですが、学校にはもっと、生徒の将来を見据えた理念が必要です。

いかに建学の精神が学校に根付いているか。

これは、学校説明会に行けばよく分かります。

実はある私立中学の卒業生に建学の精神について聞いたのですが、血肉になっているらしく、すぐ答えられました。ここが、公立との違いです。

建学の精神に注目してください。