受験について考える -7ページ目

既卒で就職活動中の皆様に向けて

少しの間、「既卒での就職活動」について書こうと思います。


理由は2つあります。


1つ目は新卒での就職活動が大変で、

既卒で就職活動する方が今まで以上に増えたのではないかと思ったからです。


もう1つは、既卒での就職活動を終えて2005年9月に入社した自分も、

今の会社で5年目になり、そんな自分だからこそ、既卒で就職活動をされている皆さんに、

アウトプットできるものがあるのではないかと思ったからです。


なお、私自身の就職活動体験については、

ブログテーマの「就職活動中」の部分をご一読ください!

今思うと何とも若さあふれる文章です(笑)


少しでもご参考頂けましたら幸いです。

後藤田五訓

政治家後藤田正晴が内閣官房長官時代に、
部下に宛てた「後藤田五訓」と言うのがある。

参考になったので、書き込んでおくことにした。

一、出身がどの省庁であれ、省益を忘れ、国益を想え
二、悪い本当の事実を報告せよ
三、勇気を以って意見具申せよ
四、自分の仕事でないと言うなかれ
五、決定が下ったら従い、命令は実行せよ

特に「五」は大変難しいことだと思うが、
トップにしっかりした倫理観。先見力が備わっての事だと思った。

あるタクシー運転手との出会い

先日深夜。タクシーで帰宅。

少し酔いもあって、運転手さんに「最近どうですか?」とお伺いしました。

この時運転手さんが、何と応えたかは忘れてしまいましたが、
不況のあおりを受けるタクシー業界においてこの運転手さんは大変プラス思考でした。

段々興味が出てきたので、
この運転手さんの営業スタイルを聞いた見ました。

運転手さんは常に無線を気にして、
他のタクシーが居ないエリアに移動し、
無線が入ったときに有利になるようにしているそうです。

それだけでなく自腹で動態図(家の一軒一軒が掲載された地図)を購入して、
常日頃無線で出てきた地名などを勉強しているとのことでした。

「駅でたまっているようではダメです」と言い切った運転手さん。

待つのではなく自ら動く。

この姿勢はどの業界にも言えることなんだなと思いました。

謹賀新年

2010年になりました。

今年もよろしくお願いします。

リーダーは半歩前を歩け (集英社新書)/姜 尚中

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本書の中に、

「意味の無い仕事に情熱を注ぐことなど、本来出来るはずが無い。」

と言う一文がある。

リーダーたるものビジョンを掲げることが大切である。

ではビジョンとは何なのか。

誤解を恐れず考えを述べると、

ビジョン=「お客様の声」だと思う。

仕事と言う作品

芸術家は作品を作る。

そこに自分の気持ちを投影する。

仕事も同じだと思う。

仕事に自分の気持ちを投影する。

仕事人にとっては、仕事が作品なのだ。

ただし、仕事には芸術作品と違い、
そこに成果が求められる。

ドラッカーはこんなことを言っている。

「何によって憶えられたいか」

どんな作品を生み出し、憶えられたいか。

ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知/上田 惇生

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個人店に学ぶ。マーケティングとは人を感動させること。

マーケティングの巨匠フィリップコトラーは、
その著書『コトラーのマーケティングコンセプト』の中で、

コトラーのマーケティング・コンセプト/フィリップ・コトラー

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「マーケティングの目的は販売を不要にすることだ」
と定義している。

様は「売り込まずにお客様から買ってもらう」ことだと思う。
それを、実現している企業。店の共通点に「人を感動させている」ことが挙げられる。

大胆に言ってしまえば、
「この会社(お店)ここまでやってくれるんですか!?」という驚き=マーケティングということ。

その為には、絶えず変化する人々のニーズを捉え、捉えるだけでなく、先回りすることが大切だ。

この辺りの教科書として

新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)/井野朋也(ベルク店長)

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この本をあげたいと思う。

自分自身も先日「ベルク」に行きましたが、この店は味も雰囲気も最高です。

そして、すでにリピートしたくなっている自分がいます。

1回でそんな気分にさせてしまう

感動を与えてくれる店とは何なのか?=マーケティングって何なのか?

その答えがこの本には書いてあります。

ちなみにもう1店舗。

池袋にある静岡おでんの立ち飲み「かぶら屋」

こちらも寒い冬に静岡おでんが相まって、マーケティングを学ぶには最高のお店です(笑)

楽しいを仕事にするということ

就職活動の時のようだけれど、


いま社会人生活4年目として、


「楽しいを仕事にすること」というタイトルでブログを記したい。




金賞よりも大切なこと~コンクール常勝校 市立柏高等学校吹奏楽部 強さの秘密/山崎 正彦



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この本の主人公は市立柏高等学校吹奏楽部顧問の石田修一先生。


その中に石田先生「子供の将来の決め方5カ条」というのがある。




①何をしている時が一番楽しいか?


②その楽しいことが仕事として世の中に存在しているか?


③その仕事が社会で認知(人々に尊敬されている)か?


④その仕事は生涯を通して続けていくことができるか?


⑤その仕事によって普通の生活をするお金がもらえるか?




この5カ条で一番最初に出てくるのは


「何をしている時が一番楽しいのか」ということ。




日々仕事をしていると忘れがちだが、


「楽しさ」や「好き」を考えることは大切なことだと思う。




もちろん、仕事をやっていれば色々なことがあるが、


「自分の仕事にはこういう楽しさがある」という原点があれば、壁を超える力になると思う。




自分の場合、仕事をやっていて一番の楽しい時は、


「すごい!」と思う人に会い、


その人の話を聞き、力になること。




もっとシンプルにいえば、


「人の力になること」に楽しさを感じる。




このブログも、なんらか、巡り巡ってでも、


どこかで、微力ながら読んでいただく方の力になっていたらいいなと思う。




「人の力になる」


そのために沢山のことを吸収し、


知識を知恵として人のために活用できる人になる。




自分の人生のテーマだ。

考えるとはノートを取ると言うこと

先日テレビ朝日のサンデープロジェクトで、
田原総一郎が中曽根康弘と対談を行っていた。

その中で中曽根氏は常日頃あらゆることをノートに取っていたと言う話が出た。

氏曰く「政治家になってからこれはこうだ、それはそうだと大学ノートにメモを取った」

総理大臣になってからその信念を断行したと話していた。

『野村ノート』も
野村監督が阪神時代「野村の考え」を選手に配った自身のメモが原点である。

島田紳助は漫才を始める前にまず、
「漫才の教科書」を自分で作ったと言う。

ビジネスマンにとっては自分の仕事の教科書を作るということだろうか。

それはイコール自分で学び、考えたことをノートに取ると言うことなのだと思う。

突き詰めれば「自分で考える」ことは「ノートを取る」ことではないか。

そしてそう言う人が成功を収めている。

老舗の教え

図書館で『老舗の教え 人づくり』という本を借りてきた。


その中にあった「塩瀬饅頭店 」取締役会長川島英子氏の言葉が刺さった。


沈んだ時にやってはならないのは思いを断つこと。

絶対に伝統を断ち切らないことが大切なんです。

どんな危機にも自信と誇りを持って塩瀬の暖簾にかけて商売をすることを止めない。

運なり景気なりが下がった時には下がったなりの商売を続けていけばよい。

人生には浮き沈みがつきものだから、当然沈む時だってある。

それでも繋げておけば孫かひ孫の時代。もっとその先かもしれないが必ず浮く時がやってくる。


壱番館洋服店の渡邊明治氏の

「家訓・社訓のすべては、先代の後ろ姿にある」

という言葉にも輝きがある。


生み出すことの大切さ、

それ以上に続けることの大切さがある。

老舗の訓(おしえ) 人づくり (岩波アクティブ新書)/鮫島 敦
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合言葉

今日はもう1つ。


上に立つ者の発言は出来るだけシンプルでなければならない。


「合言葉」は実にシンプルである。


「合言葉」を部下に与えるのが上司の役割ではないか。